
六万人以上の死者・行方不明者を出したミャンマーのサイクロン被害で、道内企業で研修した経験を持つミャンマー在住の女性技術者が被災者支援のための寄付 を呼び掛けている。現地は軍事政権の規制で支援が十分に行き届いておらず、「一刻を争う状況」と道民の支援を期待している。
支援を呼び掛けているのは、ミャンマーの最大都市ヤンゴンのシステム開発会社MITに勤めるヌェ・サン・キューさん(27)。ヌェさんは二〇〇五年夏から半年間、ソフト開発のビー・ユー・ジー(札幌)に研修のため派遣され、帰国後もプログラマーとして活躍している。
MITの関係者が現地の複数のボランティア団体と協力。インターネット経由で募金する仕組みを使い、すでに世界各国から計約二百二十万円の募金を集めた。

ヌェさんは十一日にビー・ユー・ジーの服部裕之会長に支援を求める電子メールを送った。服部会長は社内で募金を集めたが「さらに幅広く支援を募りたい」と話す。
今後、軍政が民間の支援活動をさらに厳しく制限する恐れもあり、ヌェさんらは「一刻も早い支援を」と訴えている。
支援関連の情報を掲載した日本語ホームページは「http://birumacyclone.blogspot.com/」。送金の窓口担当エイ・チョーさんのメールアドレスは「hlaing.ayekyaw@gmail.com(日本語可)」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/92992.php